”看護師目線”の感染対策

 

こんにちは、はせちいです。

 

いつも読者登録・Bブックマーク・スターありがとうございます🌟

 

週の初め!月曜日だというのに、テレビをつけると

やっぱり朝からコロナのニュースばかりですね💦

 

わたしは保健師・看護師の資格を持っていますが、

今日は基本的な感染対策について、何年か前にやった国家試験の勉強を振り返り、また看護師時代の感染対策なども踏まえながらお話したいと思います。

(当時使った参考書を久しぶりに見返しました。笑)

「看護師 無料イラスト」の画像検索結果

 

コロナウイルスにすべて当てはまるわけではないと思いますが、インフルエンザや  風邪、その他のウイルス対策など役立つ部分はあると思うのでぜひ温かい目で見ていただけると嬉しいです😢💕

 

 感染対策は感染経路に従うべき!

感染経路には3つの種類があるのをご存じですか?

接触感染・飛沫感染・空気感染の3つです。

 

実際、医療施設では感染経路別の対策を行っています。

twitterで、「#マスク着用不要

というハッシュタグが出回っています💦

WHOも「予防目的で公共の場でマスクをする必要はない」と発表しました。

 

きっと医療関係者は納得しているんではないでしょうか。

コロナウイルスの感染対策は、今のところ接触・飛沫」と言われています。

 

ですから、せきなどの症状がない人がいる公共施設やそのような人との接触する可能性が低い人はマスクは有効ではないのです。

むしろつけるべき人は、「症状がある人」です。

(下の表をみてもらうとわかる通り)

症状がない人がマスクをつけるのは、感染の可能性がある人の直接ケアをする人や近い距離で接する可能性がある場合です。

 

コロナウイルスは空気感染ではないので空気中に長時間ウイルスが浮遊していることはありません。

(2)感染経路などについて
 これまでに判明している感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と接触感染が主体です。空気感染は起きていないと考えています。

(引用:厚生労働省HPhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00006.html

 

「感染経路別対策 」の画像検索結果

(引用:ナース専科https://nursepress.jp/3566

 

何が言いたいかというと、

一番の対策は手洗い・うがい・手指衛生

②感染疑いの人に近づく機会があり、

 もしマスクをするなら、ゴーグルや手袋・エプロンもつけないと意味がない!

 (飛沫・接触感染予防策の面から)

③感染疑いの人や症状がある人こそ、マスクをつけるべき!

 

ということです。

 

覚えてほしい言葉!”スタンダートプリコーション”

みなさん、スタンダートプリコーションという言葉を聞いたことはありますか?

きっと医療従事者ならば100%の人が知っている言葉

 

スタンダートプリコーションとは標準予防策とも言い、1996年に米国疾病管理う予防センター(CDC)により提唱された概念です。

 

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すべての医療現場において、全患者共通で実施される感染対策で、感染の有無に関わらず汗を除くすべて湿性生体物質体液・分泌物・血液・排泄物・粘膜・損傷した皮膚)を感染源とみなし行動するということです。

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読んで字の如く、ヒトから排出される上記のものは「感染物!」と認識して行動することが感染対策の重要なPointです。

ささくれなどで傷がついた指などを、処置してあげたり、口腔内や目、鼻の中なども触った手をそのまま触ることも感染リスクをあげてしまいます。

たとえ家族であっても、上記に当てはまるものを扱う場合は手袋をしたりその後の手指衛生をしっかりする必要があります。

 

有効なアルコール消毒

手洗いよりアルコール消毒の除菌効果がすごいことを知っていましたか?

 

手指衛生には、「流水と石けんによる手洗い」と「アルコールによる消毒」の2種類があります。「アルコールによる消毒」は「流水と石けんによる手洗い」よりも除菌効果が5~50倍高く手に目に見える汚れがなければ、アルコールによる手指消毒が大切なのです!

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看護学生時代、手洗いや消毒剤による手についた細菌培養の実験をしました。

そのとき、アルコール消毒の効果を目にしてから、アルコール消毒の重要性がわかりました!

その時も、こんな感じの実験結果でした👇

 

手洗いはあくまでも目に見える汚れを落とに見すのであって、除菌効果は低いのです。

 

大腸菌で汚染させた手指に対する除菌効果
(スタンプ用培地上のコロニー形成状況)

サラヤ㈱ バイオケミカル研究所調べ

(引用:SARAYAhttps://pro.saraya.com/pro-tearai/science/index.html

看護師時代、面会の方のアルコール消毒の様子をみたり、

日ごろ街中でアルコール消毒をやる方をみて気づいた、

伝えたい有効なアルコール消毒のポイントとして、

👆必ず1プッシュすべて使う!

👆ポンプは下まで押し切る!

👆そしてしっかり擦り込む!

※ジェルタイプは1プッシュ、水のような液体タイプは2プッシュ

 

1プッシュすべて使うと、手からこぼれるくらい出てきますが、それが除菌に必要な1回量なんです。街中をみていると、半プッシュしか使っていない方を多く見かけますが、それではダメなんです!

これは看護師になってからもよく言われたことです。

 

 

コロナの影響!?色々なホテルの値段が下がっている!

 実は今月は2つくらい旅行に行く予定で、先月から予約していたのですが、昨日また予約サイトを見てみたら・・・

宿がガラガラ・・・💦満室に近かったのに空室ばかりになっている!

きっとコロナの影響でしょう。

 

私達も1つ目の宿はバイキングを予約してましたが、飛沫感染の恐れを懸念して個室の御膳食に変更😢先月予約した時は値段も高かったのに、個室の御前食にしても800円/人しか変わらなくなっていました。

 

旦那とも、「そのうちバイキング形式も中止になりそうだよね」と話しています。

diamond.jp

 

色々騒がれていますが、旅行は続行の予定。

家で過ごすよりはリスクは上がりますが、どこかに買い物に行ったり人が多いところに遊びに行くよりは感染のリスクは下がるだろうし、値段も安くなるし、それはありがたいことです💦

 

 

 

アルコール消毒液は売り切れ続出ですが、昨日出かけたときはどこにも出入り口にはアルコール消毒は置いてありました。

みなさんもぜひ、有能なアルコール消毒を有効に使って感染対策をしていきましょう

 

わたしの行っているジムでも今日からスタジオの開催は中止、週末出かけても駅前ですら閑散としています・・・😖

 

1日でも早く落ち着く日が来ますように。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。