ただの貧血じゃない!?検診って大事

 

こんにちは、はせちいです。

 

いつも読者登録・Bブックマーク・スターありがとうございます🌟

 

みなさん、健康診断は受けていますか?

わたしは前の職場で数か月に1回はカンタンな健康診断がありました。

 

みなさんは健康診断結果をきちんと確認してますか?

わたしは、元看護師だったので自分の血液検査などは結構興味があり、結果はよく見ている方でした。

 

f:id:hasechii0730:20200303185510p:plain

最近あったわたしの親戚の話ですが、

血液検査を誤って自己判断しており、

危ない目に合いそうになってしまいました。

(結果、いい方向に向かってますが…)

 

わたしもこのことを通して、健康診断を受けたままにせず、きちんと病院にいくことの大切さを学んだので今日はみなさんにお伝えしたいと思いました💦

 

 

親戚が実際に体験した話

●Aさん50代男性。仕事あり(平日5日勤週休2日)

 

●1月の職場の健康診断の血液検査にて

Hb(ヘモグロビン)の低下

RBC(赤血球)の低下

Ht(ヘマトクリット値)の低下あり。

 

●年末ごろからだるさ・食欲低下あり。

 

こんな感じでした。たしかにお正月に会ったとき元気ないな~とは思っていました。

 

そして、2月中旬、Aさんの自宅へ行った父から電話。

「Aさん、ちょっと動いただけで顔色悪くなって、休んじゃったんだ。健診の結果も悪かったみたいなんだけど、病院にもいってないみたいで・・・」

 

心配になり、1月の血液データを見せてもらいました。

 

Aさんやその家族は「ヘモグロビンが少ない=貧血」だから、

「貧血には鉄分!」と言って、鉄分入りのヨーグルトを飲んで過ごしていたようです💦

 

確かに、ぱっと見、医療従事者でもそう思うと思います。

でも、隣にいた旦那が、すぐさまポチポチと計算をし、

「それ、ただの貧血じゃないかも。早く病院に行った方がいいよ」と言いました。

f:id:hasechii0730:20200303190615p:plain

 

よくよく聞くと、採血結果からMCVの計算(赤血球の平均的な大きさ)というものをした結果、ただの鉄欠乏による貧血ではなく、違う原因に分類される可能性が高いとのことだったのです!

 

MCV計算による結果では、大球性貧血というものに分類されました。

大球性貧血には、悪性貧血やビタミンB12欠乏症、骨髄異形成症候群など怖い病気も隠れています。

 

 ちなみに、一般の人に多い鉄が足りなくて起こる貧血は「小球性貧血」に当てはまります。

 

 Aさんは私の旦那のアドバイスのもと、翌日病院に行きました。しかし詳しい採血結果は3日後くらいにまたくるように言われ、帰宅しました。(大きな病院でも、ある項目を調べるには数日かかります)

翌日、Aさんは仕事に行こうとしたら気分悪くて行けず、昨日行ったクリニックは休みだったため大きな病院へ。一定の検査をして帰宅、これも1週間後まで結果は分からず💦

結果はビタミンB12欠乏症による貧血症状でした。

症状を感じ始めてから原因がわかるまで、約3ヶ月もかかったのです😖

 

鉄不足によるものではなかったので、あのまま鉄分を補充しても改善は得られませんでした💦

 

その日からビタミンB12を補充する薬を内服することで、すっかり調子が戻ってきました👍💕

 

 

www.falco.co.jp

 

 

どうして健診が大事だと思うか

 

Aさんの事例で感じた&看護師をやってて検診が大事だと思う理由を以下に挙げたいと思います👆

 ①具合が悪くなってから病院に行っても、進行している場合が多い。

病院に行くころには症状として出ている時なので、重い病気だとかなり進行している場合が多いのです。

 

わたしは消化器外科病棟で働いていましたが、「胃がん」1つとっても、

●検診で早期発見!早期胃癌として発見され、手術できたひと。

●自覚症状が出た段階で病院に行き、進行胃癌で手術ができない段階で発見されるひと。

 

などなど。手術した方は「あの時検診を受けて本当に良かった!」と言っていました。

 

②検診で異常値が出たら、すぐに病院へ行く。

 

Aさんの事例でも分かる通り、採血結果やそのほかCTやMRIなどの検査結果は項目などによってですが数日から1週間後に結果が出る場合があります。

早め早めの行動が自分を守ります!

 

ちなみに私もLDL異常値で、クリニックに行き、実際に保健師の方に栄養指導などの保健指導を受けました。(家族性ではありましたが、まだ薬は飲まず、生活習慣から変えてみましょうと言われました。)

 

f:id:hasechii0730:20200303212133p:plain


③自己判断はしない!

 

一般知識やテレビなどの情報はあくまでも、可能性が多いことへの知識提供を行っている印象があります。

実際に貧血には鉄分!という意識は多くの人があると思いますが、「貧血には白血病や骨髄系の病気など怖い病気が隠されてる!」と思う人は少ないと思います。

 

わたしもよく、きっと◎◎だから大丈夫!と思う時がありますが、

病院に行きなさいとよく旦那に叱られます😵笑

 

④2次検査もきちんといく。

 

職場での健康診断をやって、「今年もまた肝臓の値が悪かった~」「またコレステロール引っかかった~」など言って終わってはいけません。

 

健康診断の目的として、

健康診断の目的

一次予防 健診結果から生活習慣の改善をし、病気を予防する
自分自身の生活習慣の問題点を自覚し、改善に取り組むきっかけとする。
二次予防 病気を早期に発見し、早期治療につなげる
早期発見・治療により、からだや時間・費用などの負担の軽減をはかる。

(引用:本田健康保険組合)

 

二次予防も立派な健康診断の目的です!

せっかく健康診断で得た病気の早期発見のサインを無駄にせず、きちんとそれに気づいてあげましょう✨

被扶養者の健康診断の受診率の低さが問題になっている!

 

わたしも仕事を辞めてから、健康診断に行く!という考えがなくなっていたことに気づきました💦

被扶養者の健診受診率が4割台 被保険者8割台と大差

被扶養者の健診受診率については、特定健康診査の実施率(2015年度)において被保険者が85.5%なのに対し、被扶養者は42.1%にとどまると健康保険組合連合会が発表しています。

(引用:https://www.google.co.jp/amp/s/manetatsu.com/2017/08/100975/amp/

 

 

驚きの差でびっくり!!!

 

職場などで検診の機会がないと、どうしてもわざわざお金を払って...って検診に対して消極的になりがちですが、今回のことをきっかけにして改めて健康診断の大切さが身にしみました。

 

被扶養者の健康診断については住んでいる自治体のHPや、扶養者保険が契約する医療機関、また扶養者の会社などで一部助成などもあるようで、形が様々なようです😥

 

わたしももう一度、旦那に聞いたり自治体のHPなとで確認してみようと思います!

 

被扶養者の方々は健康診断はどうしていますか??

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日もいい1日になりますように✨