こまめなオンオフは逆効果⁉夏のエアコン冷房節約術!
こんにちは、はせちいです。
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ここ数日暑い日が続いていましたね。
梅雨が明ければもうすぐ夏。エアコンが必須の時期になりますね。
ところで気になるのは夏の冷房代。
よく、「つけっぱなしがお得」と言いますが、もちろん必要な時だけ2.3時間つけた場合と12時間つけっぱなしでは、2.3時間使用した場合の方がはるかに電気代は安いです。
「つけっぱなしがお得」と言われる本当の意味と、冷房代節約のコツについてご紹介します。
夏の電気代の内訳は?
電気使用量はエアコンが半分以上を占めている!
経済産業省によると、夏の昼間14時ころの在宅世帯の電気使用量のうち、なんとエアコンが6割を占めているそうです。つまり逆に考えると、エアコンを使わなければ半分以下の電気代ですむということです。
しかし、暑すぎる夏を快適に過ごすには、どうしてもエアコンを使わずに過ごすことはまず無理です。夏の節電は「エアコンの消費電力をいかにおさえるか」が最大のポイントになるといえます。
電気代が高くなるエアコンの使い方
こまめなオンオフ
室温を下げて設定温度にするまでの間が一番電気代がかかる!
電気代がもったいないからと、涼しくなったら消す。暑くなったらつけるを繰り返していませんか?エアコンの電気代が1番かさむのは、設定温度まで温度を下げる(上げる)ときなのです。
どうして、冷房より暖房のほうが電気代がかかるかという理由も、
夏:外気温30度⇨設定温度28度(差-2度)
冬:外気温10度⇨設定温度25度(差+15度)
と、ご覧の通り「外気温と設定温度の差」にあります。
ですので、こまめなオンオフは設定温度までにするためにその都度電気代がかかってしまうため電気代が高くなってしまうことにつながります。
弱運転でつけっぱなし
こちらも上の理由とほぼ同じで、「設定温度にするまでの時間が長くなってしまう」ことによって電気代がかかってしまうのです。
弱運転だと、外気温の方に負けて涼しくなるまでにまた温度が戻ってしまうこともあるためなかなか設定温度になるまでに時間がかかります。
電気代節約術
設定温度を見直す
夏場の設定温度は「28度」
設定温度を1℃変えると10~13%の節約になります。
設定温度が28度のときと18度のときでは月の電気代が1800円違うと言われています。28度でも風のおかげで体感はもっと涼しく感じるはずです。
「28度設定じゃ暑すぎる!」という方は、のちほど説明する扇風機やサーキュレーターを活用するともっと涼しく感じることが出来ます。
長時間使用のときは自動運転
長時間運転のときは「自動運転」が鉄則!
エアコン冷房の電気代を節約するには、自動運転でつけっぱなしにしておきましょう。
エアコンの自動運転モードは、一気に設定温度まで室温を下げ、その後は微弱運転や送風運転で室内温度を保ちます。短時間で設定温度にするため、無駄な電気代がかからない仕組みになっているのです。
もちろんだからと言って24時間つけっぱなしは電気代が高くなります。夜寝ている間や日中リビングで過ごす時間などに活用してください。
1時間以内の外出ならつけっぱなし
エアコンは立ち上がり10分に最も電力を消費する!
外出時に「このままつけっぱなしにしていいのか」「いったん、切ったほうがいいのか」と悩んだことはありませんか?
時間によっては「つけっぱなし」の方が、省エネになるケースもあります。しかし、外との気温差やエアコンの年式など、条件や環境が整わないといけません。多くの家庭では、部屋の温度が安定してから1時間以内の外出であれば、「つけっぱなし」が節電になると考えられています。
理由は上でも説明した通り、こまめなオンオフは電気代が高くなってしまうからです。エアコンは、電源を入れてからの約10分、フル稼働で室温を上げたり下げたりしているため、最初の立ち上がりに最も電力を消費しています。そのため、ちょっとした外出でエアコンを消してしまうとまた膨大なエネルギーが必要になってしまい、電気代が高くなることにつながります。
扇風機やサーキュレーターを活用
風の力で体感温度を下げる。
風量を強くしても電気代はほとんど変わらない!
人は風を受けると体感温度が下がるので、エアコンと併用して風をコントロールすることで、快適な空間を作りだすことができます。暑いと思ったときは、設定温度は変えずにエアコンの風向きを自分に向けるか、風量を強くしましょう。
実は、エアコンの消費電力の大部分は温度を下げるために使われます。それに比べて、風量を強くするのは、少ない電力で済むのです。
また、扇風機やサーキュレーターを使うのも、効き目があります。
エアコン運転中に扇風機やサーキュレーターをW使いすることで、ひと夏で1部屋3,000円もの節約効果が期待できます!
エアコンと対面する壁にサーキュレーターを置き、エアコン下の壁に空気を流すように設置する。
冷たい空気は下におり、たまる特性があります。冷房を上手に使うには、この下にたまった冷気を上手に循環させることが大切です。サーキュレーターをエアコンと対面するように上に向けることで、下にたまっている冷気が壁にぶつかって上に向かい、上にたまっている暖かい空気が押し出されるようにして天井や壁を伝って下りてきます。その結果、エアコンの冷気がスムーズに循環します。
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フィルター掃除
エアコンのフィルター掃除をすることでもエアコンの電気代は4%も節約が可能と言われています。フィルターは面倒ですが2週間に1回を目安に掃除しましょう。
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冷気を逃さない
冷やすときも暖めるときも、エアコンの空気を部屋にとじこめることが節約の基本になります。当たり前のことですが、窓や扉をきちんとしめて、エアコンが必要な空間を小さくしておくことが基本です。
冷房の場合は、冷気を逃さない工夫をしましょう。
具体策としては、
・窓の内側から、遮熱カーテンなどで部屋に入る日差しを防ぐ
・すだれを使って外側から太陽の光を遮断したりする
などが効果的です。
さいごに
「夏は電気代が安くなるからいいや」と思いがちですが、何も気にせず使っているのと、ちょっと一工夫して使うのでは夏の電気代に大きな差が出てきます。
本日紹介したものはすべてすぐに実践できることばかりなので、ぜひ今年の夏は省エネのためにできることをやってみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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