汗が臭い人と臭くない人の違いは?臭いの原因や対処法とは?
こんにちは、はせちいです。
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最近暑くなってきましたね。着々と夏に近づいている気がします。
そこで気になるのが汗の臭い。
学生時代、部活をやっていた時は特に気にしていましたが、その頃は汗の臭いって汗拭きシートで拭くくらいしか対処法を知らず。
これから夏にかけて、汗の臭いを気にせず動いたりしたい!と思います。
今日は汗の臭いの原因や対処法をご紹介します。
汗の臭いの原因は?
実は汗は無臭だった!
実は汗は無臭です。しかし、汗をかいたまま放置するとにおいを発します。
私たち人間の体には、全身のいたるところに「エクリン腺」という汗腺がありますが、ここから出る汗はほとんどが水分で、においの原因である物質も含まれていません。
しかし、この水分を放置していまうことで、皮膚の表面にある垢や皮脂などの汚れが常在菌などと混ざり合い、分解されることでにおいが出るのです。
また、エクリン腺とは別の汗腺に「アポクリン腺」があります。アポクリン腺は、脇の下や肛門付近など体の限られた部分に存在する汗腺。この汗腺は、汗は毛に沿って分泌されており、本来は無臭ですが、たんぱく質が少量含まれており、このたんぱく質が皮膚表面の常在菌によって分解されることで、特有のにおいが発生する仕組みになっています。
わきがなど臭いが気になる部分にはアポクリン汗腺が多く分布されていることが分かります⇩
(汗自体は無臭!「ニオイ」の真実 | ワコールボディブック)
汗が臭い人と臭くない人の違い
汗が臭くなる3大原因は①肥満②食事③ストレス
肥満
肥満の人の場合は、脂肪が断熱材となって熱をため込みやすくなってしまうため、汗をかきやすくなることに加え、脂肪細胞から臭いのもととなる脂肪酸が分泌され、それが常在菌によって分解されることで臭いが発生しやすくなります。
中高年の男性は、飲酒の影響で脂肪肝になる人が多いですが、肝機能が低下すると脂肪酸の代謝が阻害され、血中の脂肪酸の濃度が高まります。それと同時にケトン体という非常にニオイの強い物質が多く生産されるようになり、呼気や汗の中に出てきてしまいます。
食事
炭水化物を摂らずに肉類ばかり食べていると、臭い汗をかきやすいといいます。肉にはたんぱく質が豊富に含まれているため、たんぱく質を分解するときに出るアンモニアで体臭が強くなるのに加え、血液中にケトン体が増えます。ケトン体は、汗が臭くなる原因です。
ケトン体は果物が腐ったような臭い
ストレス
疲れやストレスなどが汗のにおいの原因になることもあります。これは、疲労やストレスなどによって血中のアンモニア濃度が高くなると、かいた汗と混ざり合い、ツンとしたにおいを発するためです。「疲労臭」や「ストレス臭」とも呼ばれています。
資生堂が発見!ストレス臭の原因は「STチオジメタン」
ストレス臭とは、人が緊張によるストレス状態にある時に発生する、「硫黄化合物のような特有なニオイ」のことです。
資生堂はこの成分の正体を突き止めるために、インタビューストレス試験を行い、たくさんのストレス臭を集めました。
3年以上にわたる研究の末、ついにこの特有なニオイの主要成分を突き止め、「STチオジメタン」と名付けました。
ニオイ対処法
汗をかく習慣をつける
汗をかきづらい体質の人や、汗をかく習慣のない人の方が汗の臭いがしやすいと言われています。
汗腺が弱ると、汗は濃くなり、普段さらさらな汗を出すエクリン腺の汗もベタベタとした粘りのある汗を出すようになります。この濃い汗がニオイの原因になってしまいます。
汗はすばやく拭きとる
汗を拭きとるときは乾いたタオルはNG!
汗は約1時間経過するとにおいを発し始めるため、1時間以内に拭き取ることが理想。できるだけ早めに拭き取って、においを防ぎましょう。
汗を拭き取る際は、ボディシートか濡れタオルを使ってください。これは、乾いたタオルで拭いた場合、水分は吸収するものの、においの成分が皮膚の表面に残ってしまうためです。
朝のシャワー、夜はお風呂
朝たった1分間のシャワーでも、寝ているあいだにかいた汗や皮膚に残っている皮脂、垢などのにおいの原因を洗い流すことができ、日中に体臭が発生しにくくなります。
また、夜に入るお風呂はシャワーではなく、お風呂に10分以上浸かってみてください。しっかりと汗をかく習慣を作り、においの元を出すことで、翌日のにおい予防につながります。
食習慣の見直し
先ほども述べた通り、アポクリン腺から出る汗は食生活が大きく影響します。
脂っこいものや甘い物を食べ過ぎると、体内の余分なたんぱく質や脂質、糖質などが含まれた汗が分泌されるので、においの原因になってしまいます。
また、エクリン腺から分泌される汗はほぼ水分ですが、体内の余分な塩分も含まれていて、塩分も分泌量が多いとニオイの原因になるため、塩分の多い食事も摂り過ぎないようにしましょう。
制汗剤とシートの使い分
においケアの定番の制汗剤とボディシートは、用途に応じて使い分ける必要があります。
制汗剤は清潔な肌に使うことで効果がでる!
制汗剤は汗をかいた状態で使ってもニオイ対策としてはあまり意味がありません。まずはボディシートや濡れタオルで汗を拭き取り、清潔な状態にした肌に制汗剤を使うことで、ニオイケアの効果がでます。
また、制汗剤はスプレータイプのほかにもシートタイプやロールオンタイプ、クリームタイプなどが色々な種類があるのでシ、使い分けることで効果的に汗のニオイ対策ができます。
スプレータイプ
スプレータイプの制汗剤は、においを抑えるために使用します。フレグランスの種類も特に豊富なタイプです。
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シートタイプ
シートタイプの制汗剤は、外出先や運動後、たくさん汗をかいたときに拭き取るために使います。汗と併せて肌のベタつきも除去できるため、爽快感を得たいときにも◎。
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ロールオンタイプ
先端に丸いローラーがついており、肌に直接ローラーをあてて回すことで、制汗剤が出てくるロールオンタイプ。長時間汗を抑える効果が期待できます。外出前、汗をかいていない状態の脇の下など、汗をかきやすい部分に使いましょう。
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クリームタイプ
クリームタイプの制汗剤は、足の裏など、特ににおいが気になる部分に手で塗って使います。汗をかいても落ちにくいタイプです。
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(出典:汗のにおいの原因と対処法って?臭い汗・臭くない汗の違いとは)
さいごに
これから暑くなってきて、汗のニオイが気になる季節になります。
きちんとケアをして気持ちよく過ごしたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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