献血、行ってますか?今、血液不足!💉
こんにちは、はせちいです。
いつも読者登録・Bブックマーク・スターありがとうございます🌟
先日、コロナの影響で献血に行く人が減ってしまい、
全国的な血液不足が起きているというニュースを目にしました💦
元看護師としてが、献血不足の恐ろしさをとても身近に感じます。
少しでも献血していただける方が増えてくれるよう、今日はこの記事にしました。
献血が常時必要な理由は?
そもそも献血とは、病院での治療や手術後などで輸血を必要としている患者さんのために、健康な人が自分の血液を無償で提供することです。
でもどうして多くの人が献血してるのにいつも血液を募集しているのか👇
それは、血液にも使用期限があるからです。
血液も献血した分、全部ストックできればいいのですが、それはできません。病院で使用するときも、必ず袋に記載された使用期限を何度もチェックしてから使うことになっています。
赤血球
- 保存温度 2~6℃
- 有効期間 採血後21日間
血小板
- 保存温度 20~24℃
- 有効期間 採血後4日間
全 血
- 保存温度 2~6℃
- 有効期間 採血後21日間
(引用:https://www.bs.jrc.or.jp/bc9/oita/process/m3_02_type.html)
こうしてみると、意外と有効期限が短いことがわかります。
ですから、血液センターや献血バスではいつも「〇型不足してます!」といった表示をしているのです。
病院でみてきた輸血のありがたみ
わたしが看護師時代、輸血の場面には何度も遭遇しました。
がん患者の貧血に対する治療、手術後の出血に対する治療など…。
その中で心が温まったエピソードがあります。
末期がん患者Aさん。
がん患者は
余命も短く、自宅で過ごしたいという願いがあったものの、貧血による倦怠感の強さとふらつきなどにより退院ができませんでした。
顔も青白く、家族も心配されていました。
末期がん患者は、今後の方針として、血液治療をするかどうかなどの選択を医師から求められる場合がありますが、Aさんは輸血を希望しました。
輸血をすると、次の日には、
顔色もとってもよくなり、倦怠感とふらつきもおさまりました。
全身状態も安定し自宅へ退院することが出来ました。
「こんなに元気になるなんてビックリ。献血してくれた人のおかげで自分の最後の願いがかなえられて本当にありがたい。」
Aさんは若いころ、何度も献血をしていたと話しています。きっと、その恩が次はAさんに回ってきたのかなと思いました💕
献血できるのはたった200~400mlですが、それだけで、人の命を助け、人を幸せにすることができるんだなあと実感したエピソードでした。
献血のメリット
あまりメリットなどは考えてはいけないと思いますが、献血はそれなりの侵襲と制約があることなので、献血を受ける側もメリットがあっていいと思っています。
自分の健康管理にもつながる。
献血を受ける前に、血液型のチェックと血液(白血球やヘモグロビンなど)を確認するための血液検査があります。
血液検査は1分ほどで結果が出るので、ヘモグロビンなどの値はすぐに教えてもらうことができますし、項目も後日自宅に結果を郵送してもらうこともできます。
※会員になると、過去の検査結果の数値やグラフをWEBで見ることができます。
病院に行って検査をするとお金もかかりますが、献血センターでは無料で血液検査を行うことが出来ます。
お菓子や記念品をもらえる
献血終了後や献血センターで過ごしている間、お菓子や飲み物は自由にいただくことができます。
これは献血に来てくれた人にリラックスして過ごしてほしいとの気持ちから用意されています。くつろぎながら社会貢献ができるなんて嬉しいですよね。
誰かの役に立てる
最大のメリットですよね。わたしも初めてやったときは、「ボランティアとかしたいけど勇気がなくてできないな。でも献血なら!」とはじめてみました。
何からすればわからない。っていう方はまず献血から始めてみることをおすすめします💕
献血のカンタンQ&A
Q:どれくらい時間がかかるの?
A:献血の種類にもよりますが、受付→質問回答(10分)→問診・採血(5分)→水分補給(5~10分)→献血(30分~1時間)→終了
長く見積もっても1時間~1時間半で終了します。
Q:献血後の注意点は?
A:
・乗り物を運転する人は、帰宅前にラウンジで十分な休憩(30分以上)をとる。
・トイレ:できるだけ座位で。
・入浴:2時間以内の入浴と当日のサウナはNG!
・飲酒、喫煙:献血直後はNG!
・スポーツ:水泳、マラソンなど激しいスポーツNG!
・重労働:採血側の腕には強い力がかからないようにする。
色々注意事項がありますので、特に何も予定がない日に行うことをおすすめします。
実際、わたしは献血後はかなり疲労感を感じるので多めに水分をとって早めの就寝を心がけています。
Q:せっかく献血にいってもできないときがあるの?
A:あります。
・体重が足りない人
・ヘモグロビン値が低い人
・妊婦さん
・予防接種を受けたばかりの人
などなど、献血ができるまでに様々なチェックがあります。
事前に確認していくことをお勧めします。
実際、わたしも一度体重が足りなくて断られたことがあります。
他にも日赤の公式HPにはわかりやすく説明が書いてありますので、気になる方は検索してみてください👆
少子高齢化の時代、今後は今より血液が必要になってくることが予想されます。献血への正しい理解を深め、たくさんの人の命を救い、幸せが増えるといいなあと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
わたしは次献血ができるの4月以降になるので、時期が来たらまた行こうと思います。