健康ごはん~聖路加国際病院レシピ~
こんにちは。
今日はごはんについてです。
もともと小さいころから料理をすることは好きだった私ですが、
最近は「健康食」について考えています。
たまたま本屋さんで手にとった「聖路加国際病院の愛情健康レシピ」という本が、日々の料理作りにとても参考になると思ったので、今日はご紹介させていただきます。
【目次】
1.やっぱり、パンより米!?
どうして米のほうがいいと言われているのか。こんなことを書いている私ですが、実はパンが大好きです。仕事をしていたときは休みの日や午後入りの日は必ずパン屋さんでパンを購入していました。休みの日の朝ごはんも必ずといって言いほどパンとコーヒー。
でも健康について考えるようになった今、やっぱりごはんが良いんだなと感じています。その理由として3つ挙げられます。
①ごはんは無添加である。
主食だけで考えればごはんは無添加です。(ふりかけをかけて食べるなどがあれば別ですが…)一方パンには、油や砂糖、イーストフードや甘味料・香料などたくさんの添加物が含まれているものが多いです。
②米はパンより噛む回数が多い。
粒のままの米はパンより噛む回数が多いです。噛むことで、肥満予防・味覚の発達・口角筋の発達・歯の病気予防・脳の活性化などなどのメリットがあります。
③パンより米のほうが血糖値が上がりにくい。
普通人間は炭水化物をとるとブドウ糖に分解され、体内に取り込まれます。そうすると体内の血糖値が上昇するため、下げるホルモンであるインスリンが血中に放出され血糖値を下げる仕組みになっています。
あまり噛まなくても済むパンは、すぐ胃に入り、消化吸収されやすいため血糖値の急激な上昇が起こりやすいのです。
・・・その他にも、パンよりごはんのおかずのほうが無添加・低脂質なものが多い(納豆・味噌汁・卵焼き・魚)ことや、米のほうが脂質が低いことなどメリットが多い印象を受けます。
2.聖路加病院の食事、人気の秘密
わたしももともと看護師で、病院食は毎日のように見ていましたが、患者さんからのクレームで1番多かったのは「病院食」についてだったように感じます。理由としては味が薄い・冷たい・食欲をそそらない・化学療法中などの治療中の人にとってはニオイがきついなどでした。
時々わたしも検食を食べる機会がありましたが、肉は固い、味は薄い、乾燥してるなど不満がいっぱいありました。病院食で塩分や脂質なども管理されているため仕方ないとは思いますが、今回聖路加病院の病院レシピを拝見させていただき、「こんなホテルのような病院食があるのか!」と驚きました。
人気の秘密として5つ挙げられます。
①「おいしさ」にこだわっている。
病院食がヘルシーなのは当たり前。味付けや風味にこだわり、温かいものは温かいうちにといったサービスにも心掛けている。
②見た目にも満足感がある。
ボリュームたっぷちに見せる盛り付けや、青みを添えて彩を良くするといった工夫をあちこちに。
③自然にダイエットになる。
病院食はダイエット食ではありませんが、適正なエネルギーを計算しているため、太り気味の人にはダイエットになります。
④減塩の味付けがわかる。
自分の「舌」の基準はあいまいなもの聖路加病院の食事なら、おいしく食べているうちに自然と薄味の感覚がつかめます。
⑤献立の手本になる。
身近にある素材を使った一汁三菜のメニューが日替わりで登場。家庭でも作れるアイデア満載です。
3.家庭でできる健康なからだをつくる13か条
この13か条は簡単ですが意外と意識しないとできないことです。
自分の健康のために少しずつ取り入れていきたいものです。
①1日3食、よく噛んで食べます。
②単品メニューより定食型にしましょう。
③食事は野菜・きのこから始めましょう。
④野菜は生野菜も温野菜も両方必要です。
⑤魚や貝類は体にいいものをたくさん含んでいます。
⑥油は体にいい油をほどほどにとります。
⑦塩分を控えることが血管を守ります。
⑧発酵食品をとりましょう。
⑨白い食品は、なるべく精製されていないものを。
⑩甘いものは控えめにし、フルーツやナッツなどを。
⑪お酒は適度に楽しめば健康増進につながります。
⑫丈夫な骨を保つためにとってほしいもの。
⑬脳のために、大豆や青菜を積極的にとりましょう。
4.わたしの、聖路加病院レシピのおすすめ!
まだすべての種類のレシピは作っていませんが、私も主人も大好きでリピートして作っているレシピをご紹介します。
それは「豚のソテー マスタードソース」です。
豚ヒレ肉はパサついたイメージだったり、とんかつなどで揚げるレシピしかないと思っていましたが、ソテーにして、マスタードソースをかけるとマイルドな味になり、ソースが濃厚なので肉のパサつきも全く気になりませんでした。
ぜひ作ってみてください!実際に作った写真がこちらです👇
忙しかったり、面倒だとどうしてもファーストフードなどに走りがちになってしまいますが、自分の将来の健康のために、少しずつ取り入れていきたいと思います。
他にも勉強になることが盛りだくさんです。ぜひ読んでみてください!!
読んできただき、ありがとうございました。