夏バテ対策!ネバネバ食材の効果とは?レシピ紹介
こんにちは、はせちいです。
いつも読者登録・Bブックマーク・スターありがとうございます★
皆さんは「ネバネバ食材」はお好きですか?
私は時期を問わずよく食べますが、小さい子ころからネバネバ食材が大好きです!
夏バテ対策として「ネバネバ食材」は有名ですが、その理由をご存じですか?
今日はネバネバ食材の効果や美味しいレシピをご紹介します。
「ネバネバ」の正体は!?
ネバネバの正体は「粘液糖タンパク質の混合物」!
オクラ、納豆、山芋、なめこ、モロヘイヤ……ネバネバ食材の粘り気の正体は、多糖類とタンパク質が結合した「粘液糖タンパク質の混合物」です。
これは別名「ムチン」とも言います。
ムチンは、糖とたんぱく質が結合することによってできる多糖類であり、納豆や山芋、オクラなどの粘り気の強い食材のヌメリのもととなる成分です。
ムチンは食材に含まれるだけではなく、人間の体内にも存在している成分であり、唾液や胃液といった分泌物や、胃腸の粘液、涙にもムチンが含まれています。
ムチンの効能
タンパク質の分解を助ける酵素をもち、消化吸収を助ける
ムチンは人の気管や胃腸などの粘膜を覆う粘液の主成分に近く、ネバネバ食材には、胃粘膜や呼吸器の粘膜保護作用もあり、胃炎や風邪などの予防効果も期待できます。
食べ過ぎた翌日などにもおすすめです。
消化吸収を助け、血中コレステロールを下げる
ムチンの粘性は食物の移動をゆるやかにし、血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロール値を下げたりする働きがあります。
食物繊維が豊富で、腸内環境を改善
ムチンによる水溶性食物繊維は、腸内環境を改善します。便秘の予防・解消に効果的です。
免疫力を向上させる効果
ウイルスの侵入を最初に防ぐのは、のどや鼻の粘膜と皮膚です。
ムチンが粘膜の働きを高め、ウイルスの侵入を防ぐことによって、様々な病気を予防する効果があります。
ムチンはのどや鼻の粘膜に含まれている成分であり、ウイルスから体を守り、風邪などの感染症にかかりにくくする効果が期待できます。
コロナ対策としても活躍できますね!
疲労回復効果
ムチンには、たんぱく質を分解する酵素が含まれており、食べ物から摂取したたんぱく質を吸収されやすくする働きがあります。
これにより、たんぱく質をエネルギー源として効率良く利用することができるため、疲労を回復させる効果が期待できます。
夏におすすめ!ネバネバ食材
ツルムラサキ
栄養価は優秀で、健康のためにもたっぷり摂りたい野菜のひとつです。
皮膚の健康維持に役立つビタミンCや骨の形成に欠かせないカルシウムが豊富に含まれています。
そのほか、カリウムやマグネシウム、鉄などのミネラルが豊富で、とにかく栄養が豊富な野菜です。
《おすすめ食べ方》
ゆでてからお浸しや和え物にするとよいですが、土臭さが苦手なら油で炒めるのがおすすめ。ただしビタミンCは熱に弱いため、サッと短時間で調理するのがポイントです。
モロヘイヤ
栄養価の高さを誇るモロヘイヤは、「β-カロテン」の含有量が野菜のなかでトップクラス。
βーカロテンには抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素から身体を守る作用があります。
また、骨の健康を維持するカルシウムも豊富に含まれており、その他、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンEが豊富です。
《おすすめ食べ方》
若葉を食用とするため、枝から摘みとります。
ゆでてから包丁で刻むと、徐々にぬめりが出てきます。刻んだものを出汁でのばして豆腐やきゅうりにかけたり、そのままスープに入れて食べましょう。
また、葉を天ぷらにしてもおいしく食べられます。
味噌汁にいれると「トロっ」として美味しいですよ。
オクラ
オクラは「カリウム」を多く含み、むくみ対策に役立ちます。
また、整腸作用がある水溶性食物繊維が豊富です。水溶性食物繊維には糖質の吸収を穏やかにする作用があり、食後の血糖値の急上昇を防ぐのに役立ちます。
《おすすめ食べ方》
ガクを取り除き、ひと口サイズの大きさに切ってサラダにして食べてください。
カリウムは水に溶ける性質があるため、サッと短時間でゆでるのがポイントです
長芋
長芋には消化酵素の「ジアスターゼ」や「アミラーゼ」が含まれており、生で食べても胃もたれしにくい野菜です。
ほかにもビタミンB群やアルギニン、サポニンやコリンといったさまざまな健康成分が含まれています。
《おすすめ食べ方》
生の状態だとシャキシャキしていますが、フライパンで焼けばホクホクした食感が楽しめます。すりおろせばトロトロになり、とろろごはんや刺身と相性抜群です。
また、鉄板に野菜や溶き卵などと一緒に流し込んで加熱すれば、フワフワの食感に変化します。
調理方法で食感が変わるのが長いもの特徴です。
オカワカメ
ツルムラサキの仲間で、雲南百薬とも呼ばれ、「百薬」とつくほど栄養価が非常に高い野菜です。マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅などのミネラルのほか、ビタミンAや葉酸が豊富に含まれています。
とくにオカワカメに多く含まれるマグネシウムは、カルシウムとともに骨を形成するほか、筋肉の収縮に関わる栄養素です。
《おすすめ食べ方》
熱湯にサッと湯通ししてから、冷水にとり、適当な大きさに切って調理します。
納豆と混ぜて和え物に、醤油を垂らしてごはんのお供に、卵焼きや味噌汁などの具材にもおすすめです。
おすすめネバネバレシピ
ねばねばバクダン丼
ネバネバ食材といえば丼です。
食材を切ってのせるだけ!ボリュームも栄養も満点な1品で、夏にはもってこいのレシピです。
冷やしネバネバうどん
暑くて食欲がないときや、胃が疲れているときはうどん×ネバネバ食材が最強の組み合わせです。
疲れ体調を癒しつつ、しっかりと栄養が補給できます。
ネバネバ具材の味噌汁
我が家でも定番の味噌汁です。
余ったネバネバ野菜は次の日の味噌汁にいれます。
栄養も満点で、トロっとした味噌汁が大好きな方にはとてもおすすめです。
冷やして食べる味噌汁も美味しいですよ。
ネバネバオムレツ
我が家でも定番のレシピです。
栄養もボリュームも満点で、長芋をいれることで普通のオムレツよりふわふわに仕上がってとても美味しいです。
おつまみにも最適です!
さいごに
先日行ったお蕎麦屋さんで、初めて「つるむらさき」と「エシャレット」の天ぷらを頂きました。
つるむらさきは天ぷらにしてもあのネバネバ感がしっかりと残っていて美味しかったです!
ぜひ自宅でも試してみたいです。
そばといえばとろろ!
とろろが大好きな私は天ざるそばとは別で「とろろ」を注文してしまいました。
夏こそネバネバ食材で夏バテ対策をしっかり行っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
💕ランキングに参加しています💕
ぜひ、クリックお願い致します。