ハイターで次亜塩素酸ナトリウム!ハイター消毒液の作り方と効果
こんにちは、はせちいです。
いつも読者登録・Bブックマーク・スターありがとうございます🌟
★前のデザインから変更しました★
前のものは幅が狭く、改行が多くなり見づらさを感じていたので変更してみましたが、
前より見づらくなったら申し訳ありません。
コロナで「除菌・消毒」というワードが今まで以上に熱くなってきていますね!
最近、外出先のアルコール消毒だけでなく自宅での取っ手やドアノブの消毒も
意識してするようになりました。
しかし、それではアルコールが足りなくなってきてしまいます。
そのため我が家では、ハイターを使った消毒液を利用することにしました!
作り方も意外と簡単だったので、作り方や効果などご紹介していきたいと思います。
次亜塩素酸ナトリウムの効果
「次亜塩素酸ナトリウム」は、漂白剤として用いられる消毒殺菌剤です。
商品名でいうとほ乳瓶洗浄用の「ミルトン」をはじめ、
漂白剤でおなじみの「ハイター」「ブリーチ」などが該当します。
次亜塩酸ナトリウムの効果は厚生労働省でも認められており、コロナ対策としても
推奨されています。
感染者が別の部屋で生活していても、トイレ、洗面所、浴室などを共用すると思います。ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵ウイルスがついている可能性はあります。0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。清掃は、市販の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。
次亜塩素酸ナトリウムの一番の特徴は、すべての微生物に有効ということです。
大腸菌、日和見感染症の1つであるMRSA・緑膿菌、サルモネラといった菌だけでなく、あの強力な結核菌にも有効とされ、医療現場でも大活躍しているものです。
実際に医療現場では、
・リネン類
・医療器具、膿盆
・血液、体液などで汚染された床
・便器、ポータブルトイレ
などを対象に使用されており、大活躍しています。
ハイターで次亜塩素酸ナトリウムを作る方法
それでは実際にハイターで次亜塩酸ナトリウムを作ってみましょう!
ポイントは3つあります。
①用途によって濃度を変える
1つ作れば、すべてに効果を発揮するわけではありません。
濃度によって効果を発揮する場所が違うので、注意が必要です。
濃度をppmで表示していきます。
ドアノブ、カーテン、リネン類、日用品の消毒・・・200~300ppm
汚染されていないトイレやウイルス付着の可能性が高いドアノブなど・・・500ppm
血液や便・嘔吐物によって汚れた床を消毒・・・1000ppm
②ハイターの購入時期によって量を変える
ハイターは常温で保管されていてもゆっくりと分解され、濃度が低下してしまいます。
特に、直射日光のあたる場所や高温での保管をしてしまうと分解が早く進み、効果が下がってしまいます。
ハイターは次亜塩素酸ナトリウム濃度が6%になるように生産されています。
そのためそのまま使うとかなり濃度が濃いものになってしまいます。
「花王」さんで勧めている、次亜塩酸ナトリウムの配合表をもとにして、
こちらを作成してみました。
《水1リットルに対するハイターの量》
|
200ppm |
500ppm |
1000ppm |
購入時 |
3.3ml |
8.3ml |
18ml |
購入から3ヶ月以内 |
4ml |
3.3ml |
6.3ml |
購入から1年以内 |
6ml |
5ml |
10ml |
購入から3年以内 |
10ml |
8.3ml |
18ml |
※直射日光に当たる場所や高温保管をしていない場合
※小さじ1で5ml、大さじ1で15ml
(参考:Kao 花王株式会社)
③衣服用の「ワイドハイター」は効果なし!
ワイドハイターは「酸素系」の漂白剤のため消毒効果はありません。
使用するのは、「塩素系」の漂白剤を使います。
塩素系の代表はこちら。
★花王 衣料用漂白剤(塩素系)
★花王 キッチンハイター
★ミルトン 液体タイプ
ミルトンについては上の表と配合が変わるので、こちらを参照ください。
ハイター消毒液の注意点
・作成時・使用時は直接で触れない!手袋を使用する。
漂白剤は薄めた液でも皮膚を傷める危険性があります。手指など消毒は危険です。
皮膚についた時はすぐに水で充分洗い流してください。
・使用するときはしっかり換気する。
独特な刺激臭があり、換気不足で気分が悪くなる場合もあるので、
使用中はマスクを着用し、換気扇を回したり、窓を開けたりするなどの換気をするようにしましょう。
・他の薬品と混ぜず、使用方法を守る。
塩素系の製品に酸性系の製品が混ざると、身体に危険な塩素ガスが発生しとても危険です。
容器に記されている「まぜるな危険」という表示もある通り、きちんと単体で使うようにしましょう。
・スプレーボトルでの噴霧はしない。
スプレーした時に、誤って吸い込んでしまうことで呼吸器に異常をきたしたりする危険性があります。
必ず、ペットボトルに作成し、布などに染み込ませて使用するようにしましょう。
自宅で菌が付きやすい場所とは?
使うときは必ず、2枚のふきんや、水拭き用の布巾を用意してください。
理由は、消毒液でのふき取り後、必ず水拭きが必要だからです。
水拭きしないと、素材によっては劣化・変色の可能性があります。
実際に家の中で菌が付きやすい場所はどこでしょう?
《菌・ウイルスが付きやすい場所》
・スマホ画面
・冷蔵庫の取って
・リモコン
・電気のスイッチ
・廊下、階段の手すり
・ドアノブや窓
・蛇口
・トイレの中
・パソコンのキーボード
また、玄関のドアノブや電気のスイッチ、蛇口などは、
手を洗う前に触れる場所なので菌がつきがちです。
これらのポイントを意識して除菌をしていくと効果が発揮されやすいと思います。
ちなみに、スターバックスで働いていた時も、
数時間おきに、ドアノブ、取っ手、冷蔵庫の取って、トースターの消毒など、
ありとあらゆる触れる部分の消毒をしていました。
その癖が染みついていて、今でも取っ手などの菌が気になり消毒しています。
また、病院でも、一日に何度も
キーボードの消毒、取っ手の消毒などを助手さんがやってくれていました。
手洗い、うがいといった身体的な消毒だけでなく、身の回りの物の消毒も
しっかりして、コロナやその他のウイルスを予防していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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