栄養満点の卵!調理方法で栄養価が変わる!?

こんにちは、はせちいです。

 

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我が家は卵の消費量がかなり多いです。

私は多いときで1日2.3個、毎日必ず1個は食べるので2人家族でも週に2パックは必ず買わなければいけないくらいです。

割ったばかりの卵|無料の写真素材はフリー素材のぱくたそ

栄養満点と言われている卵ですが、調理方法によって栄養価が変わることをご存じですか?

今日は卵の不思議な話についてご紹介します。

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卵に含まれる栄養成分

豊富なアミノ酸

アミノ酸の中でも、体に必要不可欠な8種類のアミノ酸【必須アミノ酸】は、食べることでしか摂取できない栄養素です。卵には、この必須アミノ酸がバランスよく含まれており、免疫力アップの効果が期待できます。 

アミノ酸のバランスを数値化した【アミノ酸スコア】に関しては、なんとたまごは100点満点。卵には質のいいアミノ酸が含まれているという証拠です。 

また、この必須アミノ酸の中のメチオニンには、体の老廃物や毒素などを排泄してくれる働きもあります

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レシチン

レシチンにはコリンと呼ばれる成分が含まれており、これが脳組織の老化防止し活性化させると言われており、近年、アルツハイマーの予防に期待できると注目されています。

また、コリンには中性脂肪の量を調整する働きもあり内臓脂肪を増やす心配もなく、血圧を低下させ、高血圧や高コレステロール血症や脂肪肝などの予防にも効果があるとされています。

ビタミンA,B6,E

卵に含まれるビタミン群は、活性酸素の発生を抑えたり、除去する働きがあり、美容にも嬉しい効果がたくさんあります。 

活性酸素は体を老化させる働きがあるので、体内を錆びさせないためにも、積極的に体に取り入れたい栄養素です。

リゾチーム

卵白に含まれるリゾチームは風邪薬などに配合されている栄養素です。 

リゾチームには、風邪の原因になる細菌などを溶かす働きがあります。風邪をひいた時、お母さんが作ってくれたたまご酒。こちらは理にかなったものだったのですね。

 

新鮮な卵の見分け方

POINT

新鮮な卵は表面がざらざらしている!?

新鮮な卵はクチクラという成分で覆われているので表面がざらざらしています。これが新鮮な卵かどうかを見分ける一つのポイントです。クチクラは卵の内部に微生物が侵入するのを防ぐ役割をもっています。

ただ最近売られている卵の多くは洗卵されており、このクチクラまで洗い流されています。鶏の場合、たまごの産まれ出る所と糞尿の出る所が排泄口といって、一緒なので、洗浄して殺菌する方がより衛生的ということから現在では、ほとんどのたまごが洗浄処理をしています。

POINT

黄身も白身も盛り上がっているものが新鮮な証拠!

卵は見た目だけでなく、割ってみて鮮度を確認することもできます。新鮮な卵は黄身も白身も盛り上がっています。これが2~3週間ほどたってくると白身の盛り上がりはなくなり、黄身の盛り上がりも小さくなります。さらに古くなると黄身も白身も盛り上がりがなくなりペタッとしてしまいます。

新鮮度の高いもの(左)から低いもの(右)

(食農教育 2006年11月号 そこが知りたい 卵のQ&A)

料理方法で変わる、卵の栄養価

生卵

POINT

疲労回復には生卵!

卵には、身体の代謝を促したり、疲労を回復するビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は熱に弱いため、加熱せずに生卵で食べたほうが効率よく摂取できます。

しかし生の卵白には、皮膚や髪の健康を保つために欠かせないビオチンの吸収を阻害する「アビジン」が含まれています。そのため、一度に生の卵白をたくさん食べることはおすすめできません。
生卵を使った卵かけごはんは美味しいものですが、頻繁に食べるのであれば生の卵黄だけの卵かけごはんがおすすめです。
なお、卵白を加熱すると、ビオチンを阻害する作用がなくなります。

半熟卵

POINT

風邪や体調不良の時は半熟卵!

卵白に火が通った半熟卵なら、アビジンの影響がなくなり、ビオチンを通常通りに吸収することができます。
また、半熟にすると体内への吸収率が96%になるので、消化もよく栄養を十分に吸収できるメリットがあります。そのため、風邪や体調不良時の栄養補給にも最適です。
日常的に摂取するのであれは、栄養素を多く含み、害になる要素の最も少ない半熟卵が最も向いていると言えます。ビタミンB群の損失も、完熟や炒め物よりは最低限に抑えることができます。

完熟卵

POINT

エネルギー補給には完熟卵!

完熟卵は卵黄にも火が通っているため、腹持ちが良くなり、雑菌の繁殖を抑えることもできます。日が経ってしまって生では少し心配な卵は完熟にすることをおすすめします。
しかし、完熟卵はタンパク質が硬くなっているため、消化が悪いというデメリットがあります。胃腸が弱っている時は、完熟卵を食べすぎないように注意しましょう。

さいごに

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栄養満点と言われている卵。どんな料理にも使えてとても便利ですよね。

毎日疲れ気味な方やカンタンにタンパク質やアミノ酸を補給したい方にはとってもおすすめな食材です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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