お弁当は夜に作っても大丈夫?注意したいことや夜詰めに向いてるおかずは?
こんにちは、はせちいです。
いつも読者登録・Bブックマーク・スターありがとうございます★
最近、夏日の日が増えてきて半袖で過ごせる日ももうすぐ!という感じですね。
ところで皆さんは、お弁当は朝作りますか?夜作りますか?
ちなみに私は夜派(7年目)です。
夜作るようになってから、朝焦って作ったりすることもなくゆとりをもって作ることが出来るようになりましたが、夏場だと衛生的な面で大丈夫かなという不安もありました。
我が家は朝ごはんは主人におにぎりを持たせるのでお弁当は昼だけになります。
今回は夏場でも夜にお弁当を詰めても大丈夫な方法やコツなどを記事にしていきたいと思います♬
夜詰めお弁当のメリット・デメリット
メリット
✔ 朝の早起きの心配がなくなる
朝お弁当を作るとしたら、20、30分は当たり前のように必要です。その分、ゆっくり寝ることが出来るのはありがたいことですね。夜詰めの場合は夜ご飯のときにおかずを一緒に詰めることが多いためあまり時間的影響はありません。
✔ 忙しい朝に時間的余裕ができる
夜ご飯はおかずを色々作りますが、忙しい朝は納豆や卵などいつも似たようなおかずになってしまうので、朝のおかずを詰めるだけではお弁当にならないので、新たにおかずを作る必要があります。夜お弁当を作っておくことで朝の忙しい時間も少しは余裕ができるはずです。
✔ 冷凍食品もそのままいれられる
朝冷凍食品に頼りたいときも、一度解凍してそこから粗熱を冷ます時間もあるので時間がかかってしまいがちです。夜に冷凍食品をいれておけば、自然解凍ができるので時間ロスもありません。
✔ 夜ご飯の残り物も入れられる
朝は同じおかずになりがちでも、さすがに夜ご飯毎日納豆・卵の家は少ないでしょう。夜はおかずや品数も多くなるので、「お弁当用に」作る必要もなく、夕飯のおかずをそのままお弁当にいれることができます。
デメリット
✔ ごはんは固くなりやすい
前日のうちにお米を詰めておくとどうしても固くなってしまいます。しかし、固くなったお米もレンジで温めなおすことで柔らかくなります。職場や学校に電子レンジがある人はあまり気にしなくても大丈夫です。ただ、電子レンジがない場合は、おかずとご飯を別にして、ごはんだけ朝詰めるといった工夫が必要ですね。
✔ 食中毒などのリスクがある
特に夏場はお弁当は細菌が増えやすく特に注意が必要になります。しかし、後ほど説明するおかずづくりのコツや一工夫でリスクを減らすことができます。
✔ 入れられない食材もある
生ものやフルーツ、汁気の多い物は前日に詰めておくことで悪くなってしまう場合があるため、夜詰め弁当にはあまり適していません。夜詰め弁当をするときはそこを考慮したうえでする必要がありますが、面倒でなければ別でタッパーに入れたりすることで解決できます。
夜詰めお弁当を美味しく、安全に食べるコツ
食中毒予防の3原則は「つけない・増やさない・やっつける」です。
菌は栄養・水分・温度の3つの条件で繁殖するため、特に夏場のお弁当はこの環境がそろいやすくなっています。また菌は10度以上で増え始め、30~40度が最も増殖しやすいため、きちんと対処しなければ食中毒の危険もあります。
(出典:食中毒|厚生労働省)
味つけは濃く
昔は電子レンジや保冷剤はなかったので、防腐剤の代わりとしておかずの味を濃くすることで食中毒などを予防していました。
同じ味付けでも、温かいと味がダイレクトに伝わり濃く感じますが、冷めるとちょうどよくなります。
殺菌作用のあるおかずを一緒にいれる
電子レンジがなかった時代からもお弁当はありました。昔は「日の丸弁当」といったイメージが強いですが、梅干しには防腐・殺菌作用があるため食虫毒予防にはとても効果的で理にかなったことだったのです。
その他、防腐・殺菌効果のあるものは?
大葉、梅干し、お酢、香辛料※(カレー粉や唐辛子、わさびやしょうが)
※香辛料はおかずの味付けに使っても効果あり!
素手で触らない
当たり前ですが、手にはたくさんの雑菌がいます。それが食材につくことで食中毒の原因になります。調理前には手をしっかり洗い、おかずを詰めるときにはきれいな菜箸や手袋を使いましょう。
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保冷剤をつかう
夏場に限らず、お弁当の持ち運びは保冷剤が必須です。せっかく粗熱を取ったお弁当も外気が温かいと雑菌が増えやすい温度になってしまい食中毒の原因となります。
保冷剤はお弁当の上に置く!
⇨冷たい空気は上から下に流れるから。
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抗菌グッズを使う
抗菌グッズを使用するのもカンタンな食中毒予防になります。抗菌シートだけでなく抗菌カップなども販売しています。
抗菌シートは色々な種類やデザインのものがあるので、好きなキャラクターや乗り物などのシートを選ぶことで子供も喜びます。
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朝レンジでチンする
お弁当を冷蔵庫に保存していても、菌は少なからずの増殖しているので、朝必ず殺菌処理のために電子レンジでチンをしましょう。
その後は粗熱をとってまた保冷剤を多めに入れて急冷してお弁当を持っていくようにしましょう。
学校・職場まで近く、すぐにまた冷蔵庫に入れることが出来る方は無理にやらなくても大丈夫です。(食べる前の再加熱は必要)できるだけ10℃以下をキープできるようにしましょう。
夜詰め弁当に向いているもの・向かないもの
向いてるおかず
✔ 揚げ物
高温で揚げてあり、汁気の少ないものは食中毒になる要素が少なく夜詰め弁当には向いています。
✔ きんぴらごぼう
汁気が少なく濃い味付けのきんぴらごぼうは夜詰め弁当に向いています。
✔ 防腐効果のある食材を使ったおかず
甘酢団子やマリネなどお酢をつかった料理やショウガを使った生姜焼きなどはそれだけでも防腐・殺菌作用があるため、夜詰め弁当に向いています。
夜作っても大丈夫!美味しいレシピ⇨夜作れるお弁当のおかず15選!前日作り置きしてもおいしいレシピを厳選 | HugKum【小学館公式】
向いてないおかず
✔ 卵
生や半熟の卵は卵の殻や中にいるサルモネラ菌によって食中毒を起こす可能性があるため危険です。完全に火を通した卵焼きや目玉焼きにしましょう。
卵の冷蔵・冷凍の保存方法や作り方のコツなどはこちらから⇨じつは作り置きもできる?卵焼きの正しい保存方法を紹介! | 食・料理 | オリーブオイルをひとまわし
✔ 生野菜やフルーツ
生野菜やフルーツは水分が多く、菌繁殖の原因となります。レタスなどはおかずの仕切りなどに使いがちですがなるべくやめた方がいいです。どうしても使いたい場合は、水洗い後にキッチンペーパーなどで水気をしっかり切ってからいれましょう。
また、フルーツはフルーツカップなどを利用して別に用意することで食中毒予防につながります。
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✔ 練り物
ちくわ、かまぼこ、カニカマ、はんぺんなどの練り製品は、魚介類を使っているので傷みやすい食材です。魚介類に生息している腸炎ビブリオ菌が混入している可能性があります。
ちくわ+きゅうりの組み合わせはお弁当でよくありがちですが、練り物+水分の多い野菜は食中毒のリスクでしかありません。
✔ イモ類
ポテトサラダは注意!というのは有名ですが、じゃがいも・さつまいもなどのイモ類に多く含まれるデンプンは、加熱調理することで菌の栄養になってしまい、また水分量も多いため食中毒の原因となります。
コロッケは揚げ物になりますがジャガイモを使ったコロッケは傷みやすいためなるべく避けた方が良さそうです。
夜詰め弁当は温めなおしの温度がポイント
夜詰めお弁当の食中毒リスクを下げるための重要なポイントは、
「十分に加熱し、しっかり冷ます」です。
お弁当が「ほかほか~」の状態では菌が増殖しやすい状況になっています。温める場合は「熱い!」くらいがちょうどいいです。
再加熱は75℃以上を1分!
多くの細菌はこの温度で加熱すれば不活化(死滅)します。
お弁当の再加熱は「熱い」くらいまで加熱してください。
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さいごに
節約のため、健康のためお弁当はとっても便利ですが、食中毒にならないようにしっかりと注意していきたいですね。
夜詰め弁当は忙しい朝に時間的余裕が生まれるとってもいいアイデアですが、きちんと注意点を守らないと危険だということもわかりました。
これから暑くなってくる時期、食中毒は6~8月に増えると言われているのでしっかり対策して美味しいお弁当を食べましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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